福島はさびしくない…韓日の作家のあたたかい視線=ソウル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.13 09:57
大災害の現場で芸術は何をすることができるだろうか。どのようにこの絶望を創造のエネルギーに変えることができるだろうか。
昨年3月11日の東日本大震災後、韓日の多くの芸術家が被害地域を訪れた。写真家のパク・ジンヨン氏は大地震後に宮城県を訪れた。津波が押し寄せ去っていった地面には持ち主のない写真が散らばっており、人々はそれを拾い集め水で洗っていた。なにもかもなくした彼らに作家が「いま最も探したいものは何か」と尋ねると、一様に帰ってきた返事は「家族写真1枚」だった。彼の個展「写真の道-宮城県でアルバムを拾う」が13日までソウル・新沙洞(シンサドン)のアトリエエルメスで開かれる。