日独は「脱原発」、米仏は「それでも原発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.08 09:45
福島原発事故直後「原発ルネッサンス」は危機を迎えた。原発に対する否定的世論が大きくなり各国で建設計画が保留されたり中断された。1年の時が過ぎ流れは2通りに分かれる局面だ。ドイツと日本は「脱原発」に方向を定めている。これに対し米国、中国、フランス、韓国などは安全性強化を前提に既存の原発政策を維持するという立場だ。
原発に最も強力なブレーキをかけたのはドイツ政府だ。すでに稼動中断した2基をはじめ追加で8基の稼動を中断させ、残り9基は2022年までに閉鎖すると明らかにした。昨年ドイツの全発電量で風力・太陽光など新再生エネルギーの比率は20%で、原発の18%を上回った。原発拡大政策を展開していた日本は現在54基の原発のうち2基だけが稼動している。日本は寿命が終わった原発を閉鎖する方式で長期的に原発のない国へと進むことを検討している。