「ゴールが決まっても…」 韓国サッカー代表監督の無表情シリーズ“話題沸騰”
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.03.02 10:43
チェ・ガンヒ韓国サッカー代表チーム監督(53)には表情がない。めったに喜んだり興奮したりすることがない。2011年のKリーグでも、彼が導いた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)が優勝を決めたときに初めて明るく笑った。
先月29日に行われたW杯(ワールドカップ)3次予選最終戦のクウェート戦で見せたチェ監督の一貫した表情が話題だ。韓国は後半20分と26分に、それぞれ李東国(イ・ドングク)と李根鎬(イ・グノ)がゴールを決めて2-0で勝利した。ゴールが入った瞬間、中継カメラはチェ監督を映し出した。彼には表情の変化が全くなく、どこかを眺めて考えにふけっていた。チェ監督の横で喜ぶ控え選手やコーチングスタッフの表情と比較された。その後も何度かチェ監督が画面に現われたものの、喜び顔もしかめっ面も見せなかった。これにネットユーザーは「チェ・ガンヒの状況別表情」という写真集を作った。「嬉しい」「悲しい」「困惑」「孤独」「悔しい」など、さまざまな感情が表れては消える中、それでも無表情なチェ監督をおもしろおかしく表現している。「勝利」のときだけ、歯を見せて笑うチェ監督の写真がある。昨年、全北が優勝した時に撮影された写真だ。