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検察、プロ野球の捜査に着手=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.18 13:30
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昨年、韓国プロサッカーの八百長を主導した核心ブローカーらが、プロバレーボールに続き、プロ野球の八百長疑惑にも関与した可能性が高まっている。操作手法も似ていることが調査で分かった。プロバレーボール・プロ野球の操作方法が、昌原(チャンウォン)地検が昨年摘発したプロサッカー試合の操作と似ているということだ。

大邱(テグ)地検によると、これまで検挙された核心ブローカーはキム容疑者(28)、キム容疑者(28)、カン容疑者(29)の3人。このうち2人のキム容疑者はプロサッカーの八百長で実刑を言い渡され、収監中だ。

 
2人は2010年、資金担当者L(30)と一緒に普段から知り合いのサッカー選手キム・ドンヒョン(28、当時尚州尚武)らを抱き込んだことが明らかになった。キム・ドンヒョンは昨年、プロサッカーの八百長に加担し、懲役3年、執行猶予5年の宣告を受けた。

選手を誘い込む方法も似ていた。ブローカーはまず普段から親しい選手に近づいて金で買収した。そしてその選手が後輩・同僚選手を加担させる方法で「作戦勢力」を集めた。

サッカーとバレーボールの選手の一部は、八百長の見返りを金を受ける以外に、自らスポーツTOTOや違法スポーツサイトにベッティングして稼いだりもした。

八百長に関与した球団も尚武など下位圏チームがほとんどだった。サッカーの場合、GKがわざとゴールを許したり、DFが相手選手の攻撃をきちんと防がずに敗れる操作手法を使った。バレーボールでレシーブや攻撃をきちんとせずに失点するのと同じ手法だ。

スポーツ界の関係者は「ブローカーが各スポーツ種目を行き来しながら八百長を図ったことが明らかになっただけに、野球・バスケットなど他の分野でも八百長があった可能性が高い」と指摘した。

検察はこうした疑惑が強まったことを受け、プロ野球の八百長疑惑に対しても捜査も本格化することにした。大邱地検の検事は17日、「八百長に関与したブローカーの供述があり、八百長の誘いを受けたという選手も出てきただけに、プロ野球の八百長疑惑を捜査することにした」と述べた。まず検察は、「ネクセンのムン・ソンヒョン投手(21)がブローカーから八百長の誘いを受けたが断った」という中央日報の報道を確認する予定だ。関与説が出ているLGのパク・ヒョンジュン投手(26)、キム・ソンヒョン投手(23)も調べる方針だ。

検察はこの日、元・現プロバレーボール選手1人ずつを調べたほか、KEPCO所属の元・現選手2人を拘束、起訴したと明らかにした。検察は、プロバレーボールの八百長に関与した選手の一部がブローカー役をしながら自ら違法スポーツ賭博サイトにベッティングした疑いがあるとみて捜査している。

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    2012.02.18 13:30
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    韓国プロ野球団ネクセン・ヒーローズの投手ムン・ソンヒョン(21)
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