“31年ぶりの貿易赤字”日本、専門家は国債への影響懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.26 10:16
昨年の日本の貿易収支が31年ぶりに赤字を記録したと日本の財務省が25日に発表した。貿易収支は輸出額から輸入額を差し引いた数値で、昨年の貿易赤字規模は2兆4927億円に達した。日本が貿易赤字を記録したのは第2次オイルショックで原油価格が急騰し輸入額が大きく膨らんだ1980年に2兆6000億円の赤字を記録して以来となる。
日本政府はこの日、貿易収支が赤字に転換したことと関連し、「3月の東日本大震災後に部品供給難から自動車などの輸出が大幅に減ったのに対し、福島第1原子力発電所の稼動中断で火力発電所燃料の液化天然ガス(LNG)の輸入が爆発的に増えたのが原因だ」と分析した。記録的な円高による輸出不振も貿易赤字の一因となった。昨年の日本の輸出は前年比で2.7%減少した。