韓中FTA交渉、敏感な農産物を除いて「包括的」に進む見込み(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.13 15:50
なぜ雰囲気が変わったのか。 政府内ではさまざまな解釈が出てきた。 政府関係者は「中国が自国の指導部が変わる前に韓国とのFTA交渉開始を強く望み、韓国も北朝鮮など政務的な問題を勘案した場合、交渉開始をこれ以上先延ばしするのが難しいと判断した」と述べた。 このため韓国政府は昨年末までに交渉を開始するという計画を立てていた。 しかし韓米FTA批准が予想より遅れ、賛否論争が激しくなり、世論が悪化した。 結局、交渉開始宣言は今年に延期された。
これに関し通商交渉本部の関係者は「政府の立場が変わったのではない」とし「欧州連合(EU)・米国とのFTAが終われば、中国・日本とFTAを推進するというのが政府の一貫した立場」と述べた。