韓中関係、日本を他山の石に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.10 17:53
J-チャイナフォーラムは9日、ソウルプレスセンターで「中国の隣国として:韓中20年、日中40年」をテーマに創立記念国際セミナーを開いた。 出席者は韓中関係をどう管理するかをめぐり熱を帯びた討論を繰り広げた。
鄭鍾旭(チョン・ジョンウク))東亜(ドンア)大教授は新しい対中国外交のパラダイムとして「戦略的共進(Strategic Co-evolution)」を提起した。 鄭教授はまず、過去20年の両国関係の作動原理を「機能主義(functionalism)」と解釈した。 鄭教授は「その間、中国の安い労働力と韓国の資本・技術が結びついた協力が主流だった」とし「このような市場機能的な協力はもう限界を迎えた」と主張した。 これを克服するためのパラダイムが「戦略的共進」だ。 鄭教授は「政治・社会・文化などの分野も従来の経済領域ほど協力をアップグレードする必要がある」とし「荒波の2012年の両国は、米国に対する見方の隔たりを狭めて共進を模索しなければならない」と強調した。