【コラム】声の大きい人が勝つ社会は文明社会でない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.09 11:21
欧州のある空港であったことだ。男性か女性かはあえて言わないが、韓国人2人が話をしているのを、喧嘩をしているものと感じた空港の職員が申告した。警察が来て尋ねると、2人はあきれたという表情で語った。「私たちは静かに話していただけですが…」。 十数年前、空港に勤める韓国航空会社の職員から聞いた話だ。
先日、米国のある空港では、搭乗を待っていた韓国人乗客が大声をあげながら取っ組み合いをしたため、離陸が数時間遅れた。針小棒大に言うつもりはない。韓国人のマナーが過去に比べて格段に向上したのは事実だ。しかし公共場所で他人のことを考えない習慣は相変わらずだ。