起亜自動車の高校実習生が過労で倒れ意識不明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.22 11:46
光州（クァンジュ）の起亜自動車工場で週５０時間を超えて働いていた１０代の実習生が過労で倒れて意識不明に陥った。
起亜自動車が２１日に明らかにしたところによると、１７日午後８時ごろ光州市の起亜自動車光州工場警備室の前で特性化高校自動車課３年生で１８歳の実習生が突然倒れた。実習生はこの日午前８時３０分から午後５時３０分まで自動車に塗装する作業場で特別勤務をした。その後寄宿舎に帰ってきて激しい頭痛を訴えた。実習生は２カ所の病院を経て５時間後に手術を受けたが意識を取り戻せずにいる。
実習生は８月末から起亜自動車光州工場で実習生として現場勤務をしてきた。起亜自動車によると、彼は昼夜交代勤務と隔週週末特別勤務などで１週間平均５４時間働いていた。２時間の残業を含め月曜日から金曜日まで毎日１０時間ずつ交代勤務をしたのだ。これは「未成年者は１日８時間、１週間当たり４６時間を超えないよう」規定した勤労基準法違反だ。