韓国金融市場はトリプル安…欧州危機に北朝鮮リスクが重なり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.20 11:06
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去のニュースに韓国の金融市場は揺れ動いた。19日は株価とウォン、債券相場が一斉に下落した。金融市場が最も敬遠する悪材料の「不確実性」が大きくなったためだ。欧州の財政危機で金融市場の投資心理が冷え込んでいる状況で北朝鮮の悪材料が追加され市場不安は簡単には消えないとみられる。
この日のKOSPIは先週末終値より63.03ポイント(3.43%)下落の1776.93で取引を終えた。これは先月25日に記録した1776.40以降で最も低い数値だ。KOSPIは金総書記死去の知らせに一時1750.60まで下がった。外国人が先を争って売り攻勢に出て2067億ウォンを売り越した。