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加湿器殺菌剤を吸入したマウス、肺が固まる=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.05 10:52
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市販中の加湿器殺菌剤の使用および販売が全面中断される見込みだ。加湿器の殺菌剤が原因未詳の肺損傷の原因と考えられるからだ。

保健福祉部と疾病管理本部は4日、原因未詳肺損傷の原因を究明するためのマウス対象吸入毒性実験の経過に基づき、加湿器殺菌剤の使用中断を強く勧告した。

 
全柄律(チョン・ビョンユル)疾病管理本部長は「マウスの肺組織に、原因未詳肺損傷患者と同じ肺繊維化現象が見られた」とし「最終的に因果関係が立証された製品に対しては、製品安全基本法に基づき強制回収命令を発動する予定」と説明した。

吸入毒性実験は9月末から3カ月計画で行われている。吸入実験では、マウス80匹を20匹ずつ4グループ(市場シェアが高い殺菌剤3種を吸入する3ブループと吸入しない1グループ)に分け、一日6時間ずつ週5日間、殺菌剤を吸入させた。

吸入1カ月後に行われた1次解剖検査の結果、2つの製品を吸入したマウスから病理学的に原因未詳肺損傷患者と同じように肺が固まる変化が表れた。これまで市販された加湿器殺菌剤は13種類だが、実験空間で使える吸入施設が4つに限られているため、ひとまず4グループを対象に実験が行われた。

疾病管理本部は肺繊維化の程度や細胞水準の病変形態など具体的な病理学的判読と専門家の検討を経て、来週中に問題成分を含めて最終結果を発表する予定だ。市販中の残りの製品についても追加で実験を行う計画という。

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