「アップルは恋人、サムスンは同業者…iPhone4Sに熱狂する理由」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.31 10:50
こうした関係を朴教授は「ブランド愛着」という概念で説明する。機能的優位に基づく「ブランド選好」ではなく、理性の領域を越えてブランドと使用者が感性的に交感する段階だ。この段階に到達すれば、強力なライバルが現れても、流行が終わっても、ブランドは生き残るというのが朴教授の主張だ。
ではサムスンはどうか。朴教授は「サムスンは同業者」と語った。やり取りする関係ということだ。この場合、支払うお金ほどの機能を提供できなければいつでも捨てられる。実際に機能的優位は、サムスンがソニー・ノキアのようなブランドを抜いてグローバルブランドになれた秘訣だ。ソニーがグローバルブランドに成長した戦略でもある。