第一野党がソウル市長候補出せず…朴元淳氏、野党の単一候補に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.04 10:41
10月26日のソウル市長選に出る野党の単一候補に朴元淳(パク・ウォンスン)弁護士が選出された。朴氏は3日に発表された野党統合選挙の最終得票の結果で計52.15%となり、45.57%を獲得した民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)議員を6.58ポイント差で抑えた。民主労働党の崔圭ヨプ(チェ・ギュヨプ)氏は2.28%の得票だった。
朴氏の勝利は「安哲秀(アン・チョルス、ソウル大融合科学技術大学院長)旋風」に代弁される政党政治への不信感、そして政界の変化と改革を望む市民の熱望がツイッターなどSNS(ソーシャルネットワークサービス)を通して拡散した結果だ。安哲秀旋風の前で、野党圏の正統性を誇ってきた民主党の組織力が崩れた。第一野党の民主党がソウル市長選挙に候補を出せないのは今回が初めて。民主党と孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表は‘存在の危機’を迎えることになった。