「中国がまた韓国バスケットを冷やかせば？　その時も我慢できない」。

韓国男子バスケット代表チームの許載（ホ・ジェ）監督（４６、全州ＫＣＣ）は性格がはっきりとしている。間違っている点は必ず問い詰めるし、自分のミスはすぐに認める。今回もそうだ。

２７日、京畿道龍仁（キョンギド・ヨンイン）ＫＣＣ練習場で会った許監督は毅然としていた。許監督は２４日、中国・武漢で行われたアジアバスケットボール選手権大会準決勝・中国戦（４３－５６で敗戦）後の記者会見の事件について「腹が立って浅はかな行動をした」と認めた。

この日、許監督は中国人記者から「あなたは有名な３点シューターだったが、選手たちはなぜそうでないのか」「中国の国歌が流れているのになぜ選手たちは動いていたのか」など水準以下の質問を受けた。これに対し許監督は「話にもならないことを。ｘｘｘむかつく」と言って記者会見場を出て行った。

－－インターネット上では記者会見場の映像が話題になっている。

「知っている。周囲の人も真似をする（笑）。私が浅はかな部分もあった。優勝を逃したので何とも言えない。惜しまれる部分が多いが、これからＫＣＣに集中する」

－－予選から韓国チームを刺激していたと聞いた。

「中国記者の質問が水準以下だった。『なぜラーメンを食べるのか』など答えたくない質問がほとんどだった。なぜそんなことを聞くのか分からなかった」

－－当時の状況を詳しく説明してほしい。

「負けたチームの監督には普通‘敗戦の原因’などを尋ねる質問が出てくる。しかし競技とは関係がないあきれる質問ばかりだった。特にある中国人記者『中国の国歌が流れている時になぜ選手たちは動いていたのか』と中国語で尋ねた後、３人が一緒にケラケラと笑っていた。だから我慢できなかった。私をからかうなら我慢できただろう。しかし韓国バスケットを侮辱する行動は耐えがたい」

－－またこの日と同じ状況になれば。

「中国人記者がまたおかしな質問をすれば同じようにする。私は罪を犯したわけでもない。韓国バスケットについて何も知らないのに、なぜそういう態度を見せるのか分からない」

－－帰国から２日後にまた日本へ行く。

「今度は日本。韓日戦も負けられない試合だ。必ず勝って韓国バスケットのプライドを見せたい」

ＫＣＣは２８日、韓日チャンピオンシップ出場のため日本に出国した。２９日と来月２日に日本ｂｊリーグチャンピオンの浜松と２試合を行い、チャンピオンを決める。