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北朝鮮から受勲の5人を拘束...韓国で地下組織を?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.10 09:42
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北朝鮮の朝鮮労働党225局(旧対外連絡部)の指令を受け韓国で地下組織を構築しようとした事件に対する公安当局の捜査が難航している。公安関係者は9日、「総責とみられるキム某氏を先月24日に国家保安法違反容疑で起訴した。しかし先月末に拘束して捜査中の残る4人が黙秘権を行使している」と明らかにした。4人はキム氏の大学後輩や職場同僚だ。

キム氏から押収した資料もぼう大で分析に時間がかかっているという。この関係者は「キム氏のコンピューターとUSBなどから確保した文書は40~50日ほどは読まなければならないほど量が多い。個人から押収したものとしては公安事件史上で最大だろう」と伝えた。関係者は、「キム氏の報告書に登場した政界・学界など多くの人物が捜査対象。一次拘束された5人は報告書で北朝鮮当局から勲章を受けたと記述されていたという」と話した。現在40人余りが捜査線上に上がっているが、勲章受勲記録がある人だけまず拘束したという。報告書上の勲章の種類は国旗勲章(2級)と努力勲章という。北朝鮮が彼らに実際に勲章を授けたのかは確認されていない。

 
公安当局が今回の事件を「旺載山(ワンジェサン)事件」と命名したのは、キム氏から押収した文書と暗号文の作成者が「旺載山」とされているためだという。

◆旺載山=咸鏡北道穏城(ハムギョンブクド・オンソン)にある山で、北朝鮮は1970年代に革命戦跡地に指定され金日成(キム・イルソン)の偶像化に活用している。北朝鮮は金日成が33年にここで「抗日武装闘争を主題に演説をした」と主張している。

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