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【噴水台】保険詐欺

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.02 17:52
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保険詐欺の歴史は保険の歴史ほど深いという言葉がある。 事故でまとまった金を握ることになる保険は犯罪が寄生しやすい宿主だ。 頭さえうまく使えば一発で大金が手に入る。 1944年のビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白(Double Indemnity)」から、今年公開されたリュ・スンボム主演の「怪しい顧客たち」まで、映画の常連素材でもある。

しかし現実がより劇的であるケースが多い。 暴力団員がインターネットで26歳の女性を誘惑し、合法的な夫婦として申告し、女性の名前で3つの保険に加入する。 その後、この女性に運転を教えると言って川の中に車を落とす。 警察は女性が運転未熟で溺死したと見なして事件を締めくくる。 2007年6月に全羅南道羅州(チョンラナムド・ナジュ)で起きた事件だが、4年後にある刑事の執念で犯人は捕まった。

 
最近インターネットを騒がせた「ミズダコ殺人事件」。 昨年4月、仁川(インチョン)のモーテルで20代の女性が死亡した。 「恋人がミズダコを食べて倒れた」という男性の供述から事故死で処理された。 しかし1年余りの捜査の末、検察・警察は保険金を狙った計画殺人とみて恋人の男を容疑者に挙げた。

すべての犯罪がそうだが、保険詐欺は特に景気が悪化するほど増える。 金融監督院(金監院)は2004年から保険詐欺認知システムを運営している。 保険契約・事故情報などをデータベース(DB)で分析し、嫌疑者を自動で絞る。 保険会社も類似の電算システムを稼働中だ。 そのおかげか、摘発された犯人は06年の2万6754人から09年には5万4268人に増えた。 にもかかわらず業界は保険詐欺の検挙比率は10%程度にしかならないとみている。 心証はあっても物証をつかむのが難しいからだ。 後に犯罪と明らかになったものでも、調査過程では保険会社が保険金の支払いを避けようと顧客を疑っているという声を聞くのが常だ。 90%が摘発を逃れるなら犯罪への誘惑はさらに高まるしかない。 金融当局が保険詐欺罪の新設を考慮している理由だ。

先月28日、済州道(チェジュド)付近の海上で墜落したアシアナ航空貨物機の機長が6月17日から約20日間に保険金が30億ウォン(約2億3000万円)にのぼる6件の保険に入ったという。 一部の人は事故時点と受ける保険金が大きいという点で疑っている。 しかし年俸2億ウォンを受ける人が30億ウォンに目がくらんで、自身はもちろん副機長までも殺し、また2000億ウォンの飛行機をつぶし、さらに19年無事故の会社に汚名を残すだろうか。 信じがたい。 ブラックボックスを早く見つけ出さなければならない。

沈相福(シム・サンボク)論説委員

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