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韓国の造船業界は活況、受注量で中国を上回る(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.18 11:15
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国内造船会社の善戦は、主に大型コンテナ船や海洋プラントなど高価な船を受注している結果だ。石油ボーリング船の一種であるドリルシップの場合、ブラジル政府が自国の造船会社に発注した7隻を除いた世界発注量21隻を韓国の5大造船会社が受注した。

今年に入って原油価格が大きく上がり、需要が増えた液化天然ガス(LNG)運搬船も4-6月期に発注された19隻をすべて受注するなど、上半期に21隻を受注した。2隻ずつ発注された浮遊式原油生産・貯蔵・荷役設備(FPSO)と浮遊式LNG貯蔵および再気化設備(LNG-FSRU)もすべて韓国の造船会社が受注した。

 
コンテナ船も韓国造船会社が善戦した。今年上半期のコンテナ船発注量は、1500万載貨重量トン(DWT、コンテナ船の容量単位で船に積載できる貨物重量)で65%を韓国造船会社が受注した。

しかし中小型造船会社が集中するバルク船(穀物や鉱物のように包装されていない商品を運送する船)実績は相変わらず低調だ。今年上半期のバルク船(1万DWT以上の大きさ)発注量は1520万 DWTで、昨年の全体発注量(8100万DWT)の20%にも達しなかった。中国が全体の70%以上を受注している。

原油輸送船受注での中国の優位も当分は続くと知識経済部は予想している。世界の資源ブラックホールに浮上した中国が中東産原油輸入を増やし続けているからだ。これを受け、造船業界の中小企業と大企業の二極化はさらに深刻になる見込みだ。


韓国の造船業界は活況、受注量で中国を上回る(1)

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