オリックスの李承ヨプ（イ・スンヨプ、３５）が今季４号ホームランを放った。３試合連続ノーヒットの後に出た同点ソロだ。

李承ヨプは１日、京セラドーム大阪で行われたソフトバンク戦に６番・一塁手で先発出場し、４打数１安打１打点をマークした。

最初の打席でバットが鋭く回った。李承ヨプは０－１でリードされた２回裏二死からソフトバンク先発・山田の４球目、１３２キロの内角ストレートを引っ張り、右翼スタンドにホームランを放った。今季４号、１７打点目。右翼スタンド２階に入る飛距離１１０メートルの大型アーチだった。

黙々とダイヤモンドを回った李承ヨプは、同僚とハイファイブをしながら明るく笑った。李承ヨプはその後、一塁ファウルフライ、右翼フライ、二塁ゴロに倒れ、安打を追加することはできなかった。

先月２４日の千葉ロッテ戦で３号本塁打を放った李承ヨプは、翌日の２５日にマルチ安打をマークし、打撃感覚を取り戻したかに見えた。しかしその後３試合連続ノーヒットと沈黙し、岡田監督は李承ヨプを３０日の西武戦先発ラインアップから除いた。

李承ヨプの打率は１割９分５厘から１割９分７厘に上がり、オリックスはヘスマンの連続ホームラン（２安打、６打点）などで９－３と大勝した。