金正恩の誇大宣伝内容に住民からは反感とひんしゅく
ⓒ 中央日報日本語版2011.06.23 16:48
北朝鮮の後継者、金正恩(キム・ジョンウン)の偶像化作業への宣伝内容がほとんど根拠のないものであることから、住民からは反感やひんしゅくだけを買っていると伝えられた。事態を挽回しようと北朝鮮当局は宣伝内容を「外国から見る金正恩」に修正しているが、これさえもそっぽを向かれている。
北当局は、昨年の労動党創建記念日(10月10日)から金正恩に関する賞賛内容を出し始めた。「金正恩は3歳のときから銃を使って20の標的を全てしとめた」「5歳のときに金正日(キム・ジョンイル)主席が作った漢詩を書き写せるほど頭がよかった」「留学生活を通じて英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語が流ちょうで、今後は中国語・日本語・ロシア語を学習し、7カ国語を習得する予定」といった具合だ。当時この内容はある対北メディアを通じて伝えられたが、海外メディアは「金正恩は政治的な功績を挙げる前に笑いものに転落した」とするなどの反応を見せた。