在韓米軍枯葉剤問題:「04年にダイオキシン検出」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.24 08:22
枯れ葉剤が入ったドラム缶が埋められたという疑惑が提起された慶尚北道漆谷郡(キョンサンブクド・チルゴクグン)のキャンプキャロル米軍基地内で、実際にダイオキシン(TCDD)が検出されていたことが確認された。ダイオキシンは枯れ葉剤の中に含まれた1級発がん物質。ダイオキシンが検出されたという事実は、現場に枯れ葉剤が埋められた可能性があることを示している。
フォックス在韓米第8軍基地管理司令官(准将)は23日、「枯れ葉剤が埋められた可能性がある地域で04年に三星(サムスン)物産が地下透過レーダー調査とともに13カ所をボーリングし、このうち1カ所の土壌試料からダイオキシンが検出されたが、健康を脅かすほどのレベルではなかった」と明らかにした。