北朝鮮の若者層に携帯電話の映像通話広がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.20 10:37
北朝鮮に普及している携帯電話は昨年末基準で43万台で、加入者が急速に増加傾向を示していることがわかった。北朝鮮で携帯電話事業を展開しているエジプトのオラスコムテレコムが19日に公開した2010年の業績報告書を通じ、昨年12月現在の北朝鮮の携帯電話加入者は43万1919人と明らかにした。これは2009年末の9万1704人から4.7倍増えたもの。昨年の売上額も2009年より156%多い6640万ドルだった。
オラスコムテレコムは、「2010年第2四半期に低所得層向けの料金制を出した結果、9月には平壌(ピョンヤン)以外の地域の売り上げが売り上げ全体の50%近くを占めた」と明らかにした。高い料金のため携帯電話使用は考えられなかった平壌以外の地域住民もこれまでより少し簡単に接することができるようになったということだ。若者層は映像通話サービスを好んでいることも明らかになった。オラスコムは報告書で、「若者層の需要があり第3四半期に映像通話サービスを始めたが利用率が高かった。2011年には画期的な付加価値サービス(VAS)を多く出していく計画だ」と明らかにした。