地震に見る日中-魯迅、大災難、そして歴史歪曲
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.04 15:47
3月18日、中国の胡錦濤・国家主席は北京の日本大使館を訪問し、日本国民の地震被害に対して深い哀悼を表明し、災難克服に向けて中国が持続的に支援するという意向を伝えた。 また反日の先頭に立って日本商品不買運動を繰り広げてきた中国の大学生が、今回の地震で犠牲になった日本人を「人類愛」で助けるべきだと、日本支援街頭行進を繰り広げた。
大地震が発生した日本東北地方の仙台市は中国の大文豪・魯迅との関係が深いところだ。 魯迅は1904年から1906年まで医者になろうと仙台市東北大学に留学した。 魯迅の医科大学の恩師・藤野厳九郎解剖学教授との特別な縁は、魯迅の「藤野先生」という小説によく表れている。 藤野先生の解剖学の時間に偶然見た日露戦争のスライドが魯迅の人生を大きく変えた。