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【コラム】世界最高フォロワーシップ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.14 11:30
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私たちは「リーダーシップが重要だ」という。異議を唱える理由はない。リーダーの資質と条件、考え方、訓練方法に関する数多くの研究結果がある。数千年前の古典から最近の新刊まで、リーダーをテーマにした本は無数にある。しかし現実的にリーダーはたった一人だ。ある社会や組織の構成員数がnなら、リーダーは1人。残り、すなわちn-1が好き嫌いに関係なくリーダーに従う者、フォロワー(follower)となる。絶対多数だ。リーダーになれなければ、黙っていてもフォロワーに属するが、良きフォロワー、‘有能なフォロワー’は誰でもなれるわけではない。リーダーシップに劣らずフォロワーシップが重要な理由だ。

史上最悪の大地震に見舞われた日本社会を見ながら、改めてフォロワーシップの威力を感じた。日本は世界最高のフォロワーシップを持つ国だ。成熟した市民意識と驚くほどの忍耐力、働く人の足を引っ張らず落ち着いて我慢強く待つ市民からなる国が日本だ。馬鹿だから我慢して待つのではない。共同体全体がうまく機能し、最終的に自分にも利益になることを願う長期的の視点で絶えて待つのだ。

 
こうした姿を‘羊たちの沈黙’と錯覚するかもしれない。日本政治家もこうした錯覚に陥っているようだ。羊たちが沈黙するそばで、政治家は自分たちで‘遊んで’いる。韓国では国民を虎に例える。日本の政治家が羊の群れのそばで遊んでいるなら、韓国政治家は虎にへつらうのに汲々としている。さらにこの虎はしばしばうなる。頻繁に怒り、憤怒がお互い衝突するのが常だ。しかし長く沈黙して爆発する羊の怒りは恐ろしい。憤怒同士がぶつかることはない。一方向へと巨大な津波になって動く。良質のフォロワーシップが大きな流れを形成する時、リーダーシップがここに乗れば、事態は収拾がつかなくなる。変化の幅と深みを測定することさえ難しくなる。リーダーグループの知恵が決定的な変数として作用する局面だ。「赤信号、みんなで渡れば、怖くない」となる。良い意味でも悪い意味でも歴史的に日本社会の大きな変化はこうした流れに乗ってきた。羊たちが群れをなして軍国主義に染まったり、世界貿易戦争の一流戦士として活躍した。

今回の東日本大地震が日本人のフォロワーシップをどの方向に導くかはまだ誰も分からない。数十、数百人の遺体が埋まったり浮いたりする黙示録的な悲劇の前で、事態後の話をするのは早い。しかし明らかに変化が訪ねてくるだろう。菅直人首相は大地震が与えた‘政治休戦’のおかげで、在日韓国人から政治資金を受けたスキャンダル波紋では一息ついた。

菅首相はヘリコプターに乗って福島・宮城県の惨事現場を回るなど精力的に事態収拾に取り組んでいる。しかし世界唯一の原子爆弾被爆国の日本人が本能的に抵抗感を抱く原発の事故が続き、菅首相が今後も点数を得られるかどうかは不透明だ。いや、すでに日本政治は衆議院解散、総選挙という姑息な解決策では手遅れかもしれない。世界最高のフォロワーシップをまとめられない弱体リーダーシップのためだ。

日本でよく取り上げられる「第3の開国」に大地震がどれほど作用するかが関心だ。第1の開国はペリー米提督の「黒船」衝撃に続く明治維新、第2の開国は太平洋戦争敗戦後の経済復興だった。ともに外部からの衝撃が開国の起爆剤だった。今回は自然からの衝撃だ。中曽根康弘元首相は「自らの力で第3の開国を追求すべき状況になってからすでに10年が過ぎた。その間、開国どころか、3つのバブルが崩壊した。政治バブル、経済バブル、そして社会のバブルだ」と嘆いた(中曽根康弘著『保守の遺言』)。果たして日本は禍を転じて福と為すことはできるのか。

ノ・ジェヒョン論説委員・文化専門記者<東京で>


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