リュ・シウォン、「棚橋さんの家族に韓国人の情を伝えよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.20 10:25
「韓国が、韓国の文化が好きで来られた方です。家族らに慰労を送って“韓国人の情”を見せられたらと思います」。失踪した日本人女性の棚橋えり子さん(59)に対する市民らの関心と情報提供を求めるタレントのリュ・シウォンさん(39)の呼び掛けだ。リュさんの熱烈なファンだった棚橋さんは2009年末に韓国を訪れ、昨年1月に江陵(カンヌン)から消えた。19日、ソウル・大峙洞(テチドン)の所属事務所で会ったリュさんは、棚橋さんを「家族のようだったファン」と紹介した。リュさんは日本で活動している間、ずっと棚橋さんに会っていたと言った。「レーシングに参加するときはほとんど毎回競技場に来ました。変わった帽子、素敵な身なりのため数百人のファンの中でも目につきました」。リュさんは棚橋さんについて、「細やかなお母さんのようだった」と話した。「むやみにサインを要求するようなファンではありませんでした。常に注意深く近づいて、“シウォンさん”と親しく呼んで自作のプレゼントを渡してくれました」。リュさんは最後の思い出を回想した。冬のある日に帰ろうとしていた彼の目に、他のファン3人とともに来た棚橋さんの姿が入ってきた。車から降りあいさつすると、すぐに棚橋さんは「久しぶり」といいながら手紙とTシャツをプレゼントした。リュさんは「寒いから気を付けて帰るように」とこたえた。