秋信守（チュ・シンス、２９）が年俸調停を避け、クリーブランドと１年間の再契約をした。

ＭＬＢ．ｃｏｍは１９日（日本時間）、クリーブランドが秋信守と１年・３９７万５０００ドル（約４４億ウォン）で再契約したと伝えた。昨季までメジャーリーグ年俸下限線の４６万１１００ドルを受けていたが、今季はほぼ９倍になった。

また秋信守は朴賛浩（パク・チャンホ、０６年テキサス、１５５０万５１４２ドル）、金炳賢（キム・ビョンヒョン、０５年コロラド、６５７万５０００ドル）に次いで歴代韓国メジャーリーガーで３番目に高い年俸を受けることになった。

これは現地メディアの予想範囲内の金額だ。現地メディアはフルタイム出場で３年を満たした秋信守が今年は３００－４００万ドルを受けると予想していた。

今年初めて年俸調停申請資格を得た秋信守はＭＬＢ事務局に調停を申請した。しかしより高い金額を受けられる可能性を放棄し、年俸聴聞会に進む前に球団側と合意した。

複数年契約よりは１年再契約が有利だという判断だ。秋信守が現状況で複数年契約を結ぶ場合、１年平均年俸で約１０００万ドルほど受けると予想される。秋信守と似た成績の他の選手の再契約がそうであるからだ。

しかし財政状況が良くないクリーブランドで複数年契約を結ぶよりも、毎年契約を延長するほうが利益だと判断した。２０１３年シーズン終了後にＦＡ資格を取得する秋信守は、その時まで毎年年俸を上げた後、２０１４年のＦＡを迎える考えだ。

クリーブランドのアントネッティＧＭは「秋信守のような素晴らしい選手と一緒にできることになり、うれしく思う。秋信守がＦＡ資格を取得するまで３年残っているという点も幸いだ。今後も秋信守と長期契約を結ぶために努力する」と述べた。


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