宣銅烈（ソン・ドンヨル）前三星（サムスン）ライオンズ監督（４７）の辞任で、日本メディアは「宣銅烈－星野楽天監督の師弟対決が幻になった」と伝えた。

スポーツニッポンは１日、「三星の宣銅烈監督が辞任した。 後任には柳仲逸（リュ・ジュンイル）コーチが内定した」と短く伝えた後、「宣監督は三星との契約期間がまだ４年残った状態。 球団側は２０１１年に創設３０年を迎えるにあたり体制を一新するためと説明した」と報じた。

同紙は「宣前監督は現役時代、９６年から９９年まで中日で９８セーブをマークした。 当時、星野監督が中日を率いた」とし「２月２２日、２３日に沖縄で三星－楽天の練習試合が予定されていたが、宣監督の辞任で師弟対決が幻になった」と報じた。

その間、日本メディアは宣前監督と星野監督の師弟間の縁と友情に関心を見せてきた。 スポーツニッポンは２４日、師弟間の対決が実現すると伝え、「星野監督が中日を指揮した当時、宣銅烈は中日の守護神として活躍した。 中日を離れた後も連絡を取り合ってきた２人の友情が今回の練習試合を実現させた背景」と伝えた。 同紙は、中日入団初年度に環境の変化で不調に陥った宣銅烈と星野監督のエピソードも紹介した。

星野監督が２軍に落ちた宣銅烈に「お前はいつも太極旗（テグッキ、韓国の国旗）を背負っている。 そんな重圧は捨てて、ただの宣銅烈だと思えばいい」と助言したという。 同紙は「星野監督の忠告を受けた宣銅烈は９７年当時、日本新記録の３８セーブでセーブ王になり、９９年にはリーグ優勝の胴上げ投手になった」と紹介した。

クォン・オテク三星広報チーム長は２月の楽天との練習試合について「ひとまず練習試合の日程を決めた状態だが、宣監督が辞任するなど状況の変化があった。 試合が行われるかどうかはもう少し見守る必要がありそうだ」と述べた。 三星は１月３０日から沖縄で楽天、オリックス、ヤクルトなどと練習試合を行う予定だった。


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