【噴水台】韓牛の悲鳴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.03 16:14
牛は地球上で人間に次いで多いほ乳類だ。 家畜として飼われたのは8000年前。 韓国の韓牛はモンゴル・中央アジア系統で、中国の延辺韓牛、日本の和牛と同じ種という。 三国史記は、新羅(シルラ)の智證王が農耕を勧めたことで初めて‘働く牛’になったと伝えている。 農耕社会で牛は財産目録1号だ。
柳致真(ユ・チジン)は演劇「牛」でその比重を見せた。 小作人ククソの家の財産、生計手段であり、長男の結婚資本、次男の創業費用だ。 その牛が連れて行かれて家庭が没落する過程を描いている。 このため朝鮮時代にはむやみに屠殺できないように牛籍を作った。 角の形、毛の色、旋毛の位置を記録した牛籍台帳は1970年代まで面事務所の主要帳簿だった。