ソウル駅－金浦（キンポ）空港－仁川（インチョン）空港を結ぶ仁川空港鉄道の全区間（５８キロ）が２９日に完全開通する。直通列車に乗れば、ソウル駅から仁川空港まで４３分で到着する。国土海洋部によると、ソウル駅からは２９日午前５時３０分に、仁川空港駅からは午前５時２０分に最初の列車が出発する。

仁川空港鉄道は事業費４兆２１８４億ウォン（約３１００億円）が投入された民間資本事業で、０１年に着工された。第１段階として金浦空港－仁川空港区間が０７年３月に開通し、今回のソウル駅－金浦空港区間の開通で全区間がつながった。

運行回数は一日２１４回から４２２回（往復基準）に増え、すべての駅に停車する一般列車は６分間隔、ソウル駅から仁川空港までノンストップ運行する直通列車は３０分間隔で運行される。一般列車はソウル駅から仁川空港まで５３分ほどかかる。

料金は全区間基準で一般列車が３７００ウォン（約２８０円）、直通が１万３３００ウォン。


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