失明患者の視力の部分回復、日本で世界初成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.06 09:52
日本の医療研究陣が失明患者の視力を一部回復させるのに成功したと読売新聞が5日に報じた。
大阪大学大学院医学研究科の不二門尚教授の研究チームが、網膜異常で失明した網膜色素変性症患者の網膜を弱い電流で刺激して視力を回復させるのに成功した。失明患者の網膜の外側にある強膜に刺激電極のチップを装着し、チップから弱い電流を流す手術であらかじめ眼球内に埋め込んだ帰還電極を通じて網膜内の視神経を刺激する方式。失明患者6人に実験した結果、5人が光と物体の方向を識別した。