【噴水台】旗袍コンパニオン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.18 16:59
韓日中3カ国は似ていながらも違う。 おそらく気候のためだ。 宿舎を見てみよう。 中国は飯店だ。 食べて寝る。 冷たくて乾いた風が吹く地域ではエネルギーが必要だ。 また「油気」は皮膚を保護する。 ローションがなかった時代、生存のために体を洗わなかったのだ。 日本の旅館には浴槽がある。 湿気が多く水因性伝染病が広がるため、頻繁に洗わなければならない。 おしぼりの国際化には凄絶な生存本能が隠れているのだ。 季節がはっきりとした韓国は酒幕だ。 一杯の酒で自然と合一し、二杯の酒で友になる。
中国では商談も満漢全席が一番だ。 食べて対話する。 日本は浴場だ。 数年前、日本の小泉首相が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と九州で首脳会談をした当時、「風呂」会談が企画された。 ところが浴衣にデザインされた桜の花が問題になった。 「桜の服を着た韓国大統領」になるところだった。 突然、中止になった背景だ。 「酒幕」の伝統が続く韓国は酒だ。 一杯の酒で兄弟になり、友になる。