「領土紛争」の日本、防衛力増強を始動
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.18 09:56
周辺国と相次ぎ領土紛争が起きている日本が防衛力増強を始動している。周辺国の顔色をうかがいながら着実に軍備増強に力を入れてきた日本が、尖閣諸島をめぐる中国との対立を機に遠慮することなく軍備増強に乗り出したのだ。日本はまず、日本版国家安全保障会議(NSC)の新設はもちろん、これまで日本の軍備増強を規制してきた「武器輸出3原則」を緩和することなどを積極的に検討している。
◆自衛隊の機動力大幅強化=一連の防衛力増強措置は、自衛隊の機動力を大きく高めることになる。このため日本政府は先に首相直属でNSCを設置することを検討していると日本経済新聞が17日に報じた。内閣情報調査室など現行組織の機能を強化して周辺国との外交・安保紛争に迅速かつ効果的に対応するという趣旨だ。日本政府はまず情報収集と評価を担当する情報分析官6人など、現在20人にすぎない内閣情報調査室を大幅に強化する方針だ。