【噴水台】婚前同居
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.28 12:00
イギリスの劇作家ジョージ・バーナード・ショーに記者が尋ねた。「金曜日に結婚した人は一生不幸だという話を信じますか」毒舌家だったショーが直ちに答えた。「もちろんですね。金曜日だからと例外があると思いますか」そのまま笑い話ですませにくい骨のあるエピソードだ。なおかつ、このごろの若者なら、かなり共感する話だと思う。統計庁がおととい発表した「2010年社会調査結果」を見ると、男女とも結婚に対する選好度が減っている。未婚男性は62.6%、女性は46.8%しか「結婚をしなければならない」と思わないという。少なくない若者たちに結婚がこれ以上人倫大事(一生における大きな行事)ではない世の中だ。
結婚制度に対する疑問は昨日今日の話ではない。結婚を過去の慣習として心に刻んでおく西欧の若者たちが増え、タイムズ紙は結婚制度の消滅を予言したことがある。すでに韓国社会でも結婚制度に重大な変化が起きる兆しだ。今回の調査で明らかになった20代の婚前同居に対する開放的な意識の変化が代表的だ。少なくとも59.3%が結婚をせず同居できると思うと言う。結婚そのものに大きな意味を付与しないという話だ。