朴智元「平和妨害者」発言直後、中国が韓国大使館通じて不満示す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.23 05:36

政府外交消息筋は２２日「中国政府が朴智元（パク・チウォン）民主党院内代表の発言が報道されて以来“事実ではない上に外交的な対話内容をどうして朴院内代表が一方的に公開するのか”と駐中韓国大使館など外交チャンネルを通じて不満を表示してきた」と言った。

朴代表の発言とは「昨年、金大中（キム・デジュン）元大統領の訪中の際、習近平中国国家副主席が“李明博政府が韓半島平和妨害者”と言った」ということを指称する。

これについて、外交通商部当局者はこの日午前、在韓中国大使に電話をかけ「朴院内代表の発言で中国リーダーに外交的欠礼をしたことは残念だ」といった意味を伝え、大使は「本国に（これを）伝えておく」と言ったという。

この日、民主党の孫鶴圭（ソン・ハッキュ）代表は「本質を見ずに特定表現があったかどうかにだけエネルギーを消耗してはいけない」と述べ、ハンナラ党の安商守（アン・サンス）院内代表が「（朴院内代表と民主党が）自分のうそを認めず状況を覆い隠している」と反撃した。