「論文の盗作は知っているが評価書の盗作は初めて」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.08 11:22
国務総理室傘下の経済人文社会研究会に所属する23の国策研究機関の研究成果評価を担当する教授らが、ほぼ同一の評価書を出しており、合わせて7300万ウォン(約536万円)余りの手当てを受け取っていたことが明らかになった。
国会政務委員会所属のハンナラ党李珍福(イ・ジンボク)議員は7日に韓国開発研究院(KDI)で行われた同研究会に対する国政監査で、「2009年の研究成果評価を担当した9人の委員が出した評価書のうち、5人の評価書はほとんど同じで、一部評価書はつぎはぎで切り貼りしたものと確認された」と述べた。李議員は、「それでも評価委員らは1人当たり792万~943万ウォン、総額7300万ウォンの手当てを受け取っている」と主張した。