日-中「尖閣」対立深まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.28 10:28
日本政府が抑留した中国船長を釈放し、一段落つくと思われた日中の対立が長期化する兆しだ。
船長釈放以後、中国政府が尖閣諸島(中国名釣魚島)近く巡察を強化したことにした上、日本は中国漁船と衝突し、損傷した巡視船の賠償を要求したからだ。仙谷由人官房長官は27日の記者会見で、今月初め、尖閣列島隣近で中国漁船と衝突した海上保安庁巡視船に対し「原状回復を(中国側に)請求する」と明らかにした。続いて「当然、外交ルートを通じて損害賠償を要請する」とし「あとは中国側次第」と強調した。24日から尖閣列島周辺海域で航海中の中国の漁業監視船2隻の活動中断も中国側に要請したと言った。