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日中また小学校で精神遅滞の女児を性暴行

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.30 08:54
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光州広域市で精神遅滞障害がある小学生が学校建物の内で性暴行された事件が発生した。監視カメラ(閉鎖回路テレビ、CCTV)はきちんと作動せず、事件直後に性暴行された被害児童の人的事項も把握されず、警察の捜査は遅くなった。

22日午後2時24分、光州市東区(クァンジュシ・トング)某小学校正門前。20代後半の男性が校門に入った。赤のTシャツを着たパク某容疑者(28)は学校隣の幼稚園の近くでタバコを吸いながらぶらついていた。学校本館の建物でこの姿を見たガードマンキム某さん(74)は学校に遊びに来た若い人がタバコを吸っているくらいに思っていた。10分ほどして学校近くに住むAさん(12)が正門から入った。精神遅滞障害(2級)があるAさんは家の周辺に適当な遊び施設がないため時々訪れる。この日はちょうど日曜日で、運動場と学校周辺には誰もいなかった。パク容疑者は学校を紹介して」とAさんに近付き、A嬢が逃げると手首をつかんで本館建物の後方へ連れていった。校門から本館建物まで150メートルの距離だったが、これを止めようとした人は誰もいなかった。周辺状況を監視すべきCCTV3台のうち1台は故障して作動せず、残り2台は建物の両端を撮っていた。人々がたくさん出入りする玄関の方を撮るカメラはなかった。パク容疑者は学校から1.5キロ離れたあるセマウル金庫のCCTVに撮影されていた。

 
パク容疑者はAさんの悲鳴を聞いてかけつけたガードマンのキムさんのどなり声に驚いて学校の塀を越えて逃げた。キムさんは服を脱がされたAさんの身の回りを整え「けがをしなかったか。早く家へ帰りなさい」と帰宅させたが、警察には通報しなかった。また被害にあった子供の身元や連絡先も聞かなかった。学校の防犯教育がどれだけずさんか分かる部分だ。10分後、キムさんは隣近の交番に届けたが、警察はAさんを捜すのに3~4日かかった。政府は6月、ソウル永登浦の小学生に性暴行したというキム・スチョル事件当時、全国小学校にCCTVを全面設置してこれを統合・管理する「統合官制所」を運営すると明らかにした。しかし現在、全国公共機関のCCTVは24万台で、防犯、駐車取り締まりなどの用途によって担当機関と部署が分けられ、それぞれ管理されてきた。光州市教育庁と該当の学校側は普段ガードマンと子供らを対象に性犯罪について教育をした上、CCTVにも問題がなかったと主張した。

一方、警察は29日、性暴行犯罪の処罰および被害者保護などに関する法律違反などの疑いでパク容疑者を拘束したと明らかにした。




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