【社説】スターの夢に基本権さえ奪われた青少年芸能人たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.24 12:59
「韓国版アメリカンアイドル」というオーディション番組「スーパースターK」には今年、全国から134万人以上の志願者が集まった。昨年の2倍近い規模だ。スターになりたい人々がそれほど多いという傍証だ。中でもかなり多数は幼い青少年だ。芸能人を夢見る10代がどれだけ多いか、有名企画会社の練習生として入ることそのものが「芸能人考試」だと呼ばれるほど、競争が激しいという。
企画会社がこれらスター志望生に対して全権を振り回す構造だ。「成功するためには耐えなさい」という一言に泣く泣くどんな要求でも受け入れなければならない状況であるのだ。これによる人権侵害が非常に深刻な水準だというのが青少年芸能人および志望生たちを対象にした女性家族部の実態の調査結果が明らかになった。