韓国教会「韓日併合は無効…日本は公式に明らかにせよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.16 10:06
光復節を迎え15日午後4時30分、ソウル市役所前ソウル広場と太平路一帯で「韓国教会8・15大成会」が行われた。改新教系保守(韓国キリスト教総連合会)と進歩(韓国キリスト教教会協議会)が共同開催した今回の大会は、ソウル広場に20万人(主催側推算)が集まり、地方7都市と海外70都市の韓人教会も参加した大規模行事だった。「生命・希望・平和宣言」という副題が付いた「韓国教会8・15大成会宣言文」も発表された。参加者らは「庚戌国恥100年に韓半島問題の根本的原因になる1910年いわゆる“韓日併合条約”の無効を宣言し、これに対する日本政府の公式的立場を明らかにしてほしい」とし「韓国教会は日本による国権被奪と解放、6・25戦争と民族分断など我が民族の苦難と喜びの歴史に賛同してきた。韓国教会が疏外された隣人の友達となり、北朝鮮同胞にも愛を分かちあえるよう導いてくれたことに感謝する。それでも我々は光と塩の使命をきちんとまっとうできなかったことを告白する」と明らかにした。8・15大成会組織委員会代表大会長を務めたキム・サムファン(ミョンソン教会担任)牧師は「今日の世界は韓国教会がもう一度神の前で、民族の前で、新たな姿で立ち上がることを要請している」とし「進歩と保守、教派と教壇を越えて韓国教会が真心で行動することや分かちあいの働き手となることを願う」と述べた。