【社説】強制併合100年の反省と謝罪…言葉より行動だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.11 08:38
韓日強制併合100年を迎え、昨日、菅直人日本首相が36年間の植民地支配を反省し、韓国民に謝罪する談話を発表した。遠まわしだが植民地支配の強制性を認めたことは過去に比べて先に進んだ認識を示したものと評価される。徴用被害者と日本軍慰安婦問題には触れないなど十分でない点が残念だが、それなりに誠意の表示はしたと思う。談話で見せた日本政府の過去の歴史克服の意志が両国の未来指向的関係発展の元肥となるよう期待する。
談話で菅首相は「韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられた」とし「植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明する」と述べた。1995年「村山談話」で表明された謝罪の水準を超えることができなかった点は残念だが、植民地支配の強圧性を間接的に認めた点は一歩進んだといえる。