【噴水台】不平等と寄付
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.06 17:45
1%の富豪が全体の富の3分の1を持つ国。 それが米国だ。 下位90%に属する人たちの富をすべて合わせたものよりも多い。
経済協力開発機構(OECD)国家のうち所得の不平等が最も深刻だ。 高額年俸とストックオプションをわれ先にと導入した1990年代が分水界だった。 80年は米国主要企業の最高経営者(CEO)の報酬が職員の42倍ほど多かったが、2007年には344倍にその差が開いた。 平均1330万ドル(約155億ウォン)の米国CEOの年俸は、欧州・日本のCEOと比較しても2倍、9倍にのぼる。