【噴水台】鍼灸と民間療法
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.30 18:30
「東医宝鑑」の許浚(ホ・ジュン)は「鍼灸」よりも「薬」に強かったようだ。 朝鮮王朝実録には許浚が宣祖に「小臣則不知鍼法」という部分がある。 鍼はうまくできないということだ。 おそらく謙遜か、薬で十分だという自信なのだろう。 東洋医学では「一鍼二灸三薬」という。 急なら鍼で、その次は灸だ。 「一鍼起死回生、二灸万病能治」ということだ。 薬は3番目だが、薬の中で最高のものが‘食事’だ。 普段から健康に気を配るのが最高だという知恵だ。 「食事が補薬」という言葉を韓医師が最も嫌うという笑い話もあるが。