現代（ヒョンデ）自動車が今後、国内・海外で車名を統一することにした。

梁承錫（ヤン・スンソク）現代車社長（グローバル販売担当）は２７日、江原道平昌（カンウォンド・ピョンチャン）で開かれた新型アバンテの製品説明会で「世界で販売するすべての現代車は混乱を防ぐため、地域に関係なく同じ名前を使用するという原則を立てた」と述べた。

梁社長は「ソナタ・エクウスが海外でも同じ名前を使用しているように、アバンテをはじめ、今後出すすべての車種にこの原則を適用する」と説明した。ただ、ヨーロッパではハッチバックモデルが「ｉシリーズ」として定着しているためこれを使用し、現地の言語や文化の面でやむを得ない場合は他の名前を使用することもある、と付け加えた。

梁社長は「ソナタに続いてアバンテにも適用された、水が流れるようなデザイン（Ｆｌｕｉｄｉｃ　Ｓｃｕｌｐｔｕｒｅ）と６角形のラジエーターグリルは現代車ファミリールック」とし「今後こうしたデザイン傾向は中・小型車、スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）につながるだろう」と説明した。アバンテにはソナタと同じく側面にダイナミックな直線を使用し、他のブランドとの差別化を図った。

アバンテの販売価格（自動変速機基準）は仕様別に▽デラックス１４９０万ウォン（約１１０万円）▽ラグジュアリー１６７０万ウォン▽プレミア１８１０万ウォン▽トップ１８９０万ウォン－－に決まった。トップモデルにナビゲーション・サンルーフなどを付けた場合は２２１５万ウォンとなり、ソナタの基本型とほぼ同じ価格になる。最高級型は同級ルノー三星（サムスン）のＳＭ３より１００万ウォンほど高い。


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