国内で手足口病による死亡者が出た。疾病管理本部は脳炎、肺出血で１２日に死亡した首都圏地域男児（生後１１カ月）のウイルスを検査した結果、最近東アジア地域で流行中の手足口病の原因ウイルスであるエンテロウィルス７１型（ＥＶ７１型）が検出されたと１４日、発表した。手足口病は口の中と手、足に水ぶくれができるのが特徴で、珍しく肺出血、ショックなどの合併症を起こす。昨年には２人が手足口病で死亡した。疾病管理本部は今年に入って発生した１万４８１３件の手足口病患者のうち、脳炎、脳髄膜炎などの合併症事例は３３件で、このうち２３件でＥＶ７１型が検出されたと明らかにした。手足口病は１０歳以下の小児を中心に夏と秋に主に発生する。感染した人の大便や唾などを通じてウイルスが排出され、伝えるため、予防のためには手洗いなど徹底的な個人衛生管理が必要だ。手足口病が疑われる場合には速やかに診療を受け、幼稚園や学校など休ませ、家に隔離しなければならない。


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