日本に「つかブーム」起こした劇作家つかこうへいさんが死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.13 15:04
在日韓国人2世として演劇、映画、小説など多方面にかけて芸術的力を発揮してきたつかこうへいさん(韓国名金峰雄)が10日午前11時ごろ、日本千葉県鴨川市の病院で肺がんにより世を去った。62歳。つかさんは今年の1月肺がんの末期診断を受け、病院で抗がん治療しながら、電話で演出指示をするなど最期まで創作に対する情熱を燃やした。
福岡生まれのつかさんは慶応大フランス哲学科に通う時、演劇活動を始めた。彼を世の中に知らせた初の作品は1974年「熱海殺人事件」。26歳で出したこの作品は当時日本の代表的な戯曲像を荒らした。同年、劇団「つかこうへい事務所」を設立し「初級革命講座 飛龍伝」などヒット作を相次いで出して80年代初めまで「つかブーム」を起こした。