初の国産停止軌道衛星…気象情報日本に頼らず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.28 10:23
◆7年間韓半島観測=千里眼衛星は通信・海洋・気象の3つの機能を同時に遂行する停止軌道複合衛星だ。後7年以上1日24時間衛星通信サービスと韓半島周辺の気象・海洋を観測する任務を行う。このためには目標軌道である東京128.2度、高度3万6000キロの赤道上空に安着しなければならない。衛星が地球を回る速度と地球の自転速度が同じになれば衛星が特定地域上空に止まったように見え、静止軌道衛星と呼ぶ。まず打ち上げ後37時間と62時間、101時間後、3回にわたって衛星は自体エンジンを利用してだ円の“遷移軌道”で次第に円を描いて高度を高める。打ち上げ後6日で太陽電池パネルが完全に広がり、7日が経つと衛星が任務遂行姿勢を取った後、通信搭載体アンテナを広げる。衛星は高度を次第に上げて打ち上げ後2週間ほどで目標の静止軌道に着く。衛星は以後、各種テストを経て12月から正常サービスをすることになる。