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警察、緊急手術要する性暴行被害少女を手術させず現場に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.11 08:56
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キム・スチョル容疑者(45)に学校の中で拉致され、性的暴行を受けたAさん(8)は、事件直後、適切な治療を受けることもできていない状態で、警察官とともにまた犯行場所へ戻されたことが10日、確認された。今すぐ手術が必要な状況なのに、警察官と一緒に学校からキム容疑者の家の近所まで500メートルほどを歩いたのだ。警察が犯人検挙に汲々としている間、Aさんは肉体的、精神的に2次被害を受けた。

警察の公式に発表によればAさんがキム容疑者の家から脱出した後、学校に戻ってきた時間は7日午後2時30分。キム容疑者に性的暴行を受けて4時間後だった。警察は犯行がわずか数時間前、遠くない所で起こったことからAさんに「犯人の家に一緒に行ってみよう」と言ったという。当時Aさんは局所と肛門にケガを負い、手術が急がれる状態だった。記憶をたどって金の家の近くまで行ったが、正確な位置までは分からなかった。警察はAさんを性犯罪被害児童ワンストップ支援センターが設置された病院に連れて行った。その後Aさんは6時間にわたり、人工肛門の手術を受けた。

 
江南セブランス病院小児精神とシン・ウィジン教授は「犯人を捕まえて処罰することにだけにあくせくしている間、被害児童はさらに大きな傷を負った」とし「児童性暴行捜査担当者たちに対する教育を強化する必要がある」と指摘した。




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