国防部、拡声器・電光板…“対北心理戦”とは?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.21 10:46
金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は天安艦事件の調査結果発表直後、全軍作戦指揮官会議を召集した。作戦指揮官会議にはイ・サンウィ合同参謀議長と陸・海・空軍参謀総長をはじめ、軍団長級以上20人が出席した。軍当局は会議で、まず最近の北朝鮮の軍事動向について話した。今回の事件に対する調査結果によって北朝鮮を制裁すれば戦争と見做すと北朝鮮国防委員会が脅迫したからだ。会議ではまた連合危機管理と軍事態勢強化案も論議した。
今回の天安艦事件の調査で北朝鮮潜水艇の西海(ソヘ、黄海)潜入が確認されただけに、北朝鮮潜水艦(艇)など水中戦力に対する対策を立てることにした。これによって海軍はペンリョン島隣近海域などに音響および自己感応水中探知装置を設置する案を検討している。また潮流が速く、水が濁って観測が難しい西海では水中無人監視ロボットも運用する方針だ。先立って韓米軍は西海で連合対潜訓練を強化することで合意した。