10人に9人が「学歴インフレ深刻」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.20 16:25
韓国教育開発院が先月30日から今月10日まで大学生・大学教授などホームページ会員660人を対象にオンラインアンケート調査した結果によると学歴インフレの主な原因として「学歴間賃金格差」(6.3%)を挙げたケースは相対的に少なかった。これは「収入」という単純な理由よりは名誉・自尊心などによりよりよい学歴を志向するものと見られる。
回答者たちは学歴インフレによる社会的弊害に対してはほとんどが共感した。回答者の48.8%は「教育投資の無駄使い」を、22.7%は「就職準備期間の延長による労働力の喪失と成長潜在力毀損」を最大の問題点に挙げた。また昨年、大学生が300万人、博士の学位取得者だけ1万人を超えたのに対し、回答者の85%が経済活動人口数や産業需要に比べ「人的資源があまりにも多い」と答えた。「適切だ」と答えた割合は9%にすぎなかった。