「英語の童話の本を米国よりも安く売る方法はないだろうか」。

今年１月に上司から特別指示を受けた新世界（シンセゲ）「Ｅマート」のチョン・セウォン文具担当チーム長は頭を悩ませた。 いくら価格を抑えても、米国現地で出た本を韓国でもっと安く売るというのは不可能だと思われたからだ。

チョン氏は出版社と協議し、米国で出版した本を香港現地工場で刷ることにした。 こうすれば物流コストを減らせると判断したのだ。 表紙も高いハードカバーの代わりにペーパーバックを使用した。 Ｅマートで１年間に売れる英語の童話の本（６万冊）の７割に相当する４万冊を一度に大量注文し、さらにコストを抑えた。

こうした努力の末、３３種類の有名英語童話本が１３日から２６日までＥマート全店に並ぶ。海外図書購入サイト「アマゾン」よりも最大３５％安い。 ３３冊のうち米国児童図書館協会の「コールデコット賞」を受賞した童話が９冊。 この９冊に含まれる『Ｔｈｅ　Ｇａｒｄｅｎｅｒ』（リディアのガーデニング）は、現在アマゾンで７ドル（約８０００ウォン）で販売されているが、Ｅマートでは５０００ウォンで購入できる。 現在、一部の国内インターネットショッピングモールで米国現地より安く童話の本が販売されているが、Ｅマートには及ばない。


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