１０１１人の富豪のうち米国人が４０％で圧倒的に多く、アジア・太平洋地域の富豪は２３４人だった。 １０億ドルのリストに新たに入った富豪は９７人。 このうちアジア出身が３分の２（６２人）を占め、この地域の富が急速に増えていることを示した。

韓国からは李健熙（イ・ゴンヒ）前三星（サムスン）会長をはじめ１１人が入った。 李会長は７２億ドルで１００位、鄭夢九（チョン・モング）現代・起亜（ヒョンデ・キア）車会長は３６億ドルで２４９位だった。 今年番付に入った韓国の富豪は昨年の４人から１１人に増えた。

日本の１位は衣類ブランド「ユニクロ」で有名な柳井正会長。 柳井氏の財産は７６億ドルで世界８９位だった。 中国最高の富豪は飲料企業、娃哈哈グループの宗慶後会長だった。 財産は７０億ドルで世界順位は１０３位。

最高の女性富豪は米国の大型流通企業ウォルマートのクリスティ・ウォルトン氏と彼女の一家だった。 最年少富豪はフェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ氏（２５歳、４０億ドル）。‘トークショーの女王’オプラ・ウィンフリー氏（２４億ドル）は最高のセレブリティー富豪になった。

フォーブス２０１０年長者番付の詳しい記事は２４日に発売されるフォーブスコリア４月号に掲載される。

イ・ジュヒョン・フォーブスコリア記者